たなとふぉびぃ

薬とか、人生観とか、振り返りとか。ネガティブではないけどポジティブでもない話

書き散らし

「結婚」というワードは私にとって苦痛でしかなかった。

多分今でも若干苦痛。

 

というか、中学生・高校生の頃の私に「自分は将来結婚する」と伝えたらまず信じてもらえないと感じる。

デブは変わらないし、そんな、結婚とか普通の女性のような人生は歩めないだろうって諦めていたから。

 

職場での1~3年目に吐いた

「私の遺伝子を子供に残すのは酷だ。結婚なんてしないし子供も作らない方が世のため。」

という言葉は強烈に印象に残っていたと、職場を離れる際に先輩からカミングアウトされた。

 

私は自分の人生がそこまで好きじゃないわりに家族は大好きだった。

自分以外が好きな自分の人生だった。

自分はクソオブクソ、ワーストオブクソ。

でも他はきらきらしてた。

 

そんな中で、やっと自分の中で肯定できるものが”薬剤師”だった。

別に達観しているわけでも、他を下にみるわけでもない。

薬剤師は「賢いね」と扱われるけど、そう言っている他人はその実職務内容を解っていない。

そんな陰ひなたの職業は私の性に合っていたし、そういった概念が好きで、

仕事は大変だったけど、「こんな私でも感謝される仕事ができた」という事実の重なりがなんとも楽しかった。

患者さんが回復すればそれはとても嬉しかった。

 

 

結婚ではそれを辞めさせられる。

せめて子供が大きくなるまでは。…なんて眉唾の言葉を飲み込んだ。

何より出自から「家に入るという事はそういう事だ」と解っていたからだ。

 

「そうですね。そういう家に入るという事は、今の職業を辞める事なんだと思っています。」

「そう言ってくれる人はなかなかいなかった。」

 

”そういう家に入るという事は、今の職業を辞める事なんだと思っています。”の言葉の前提として

(仕事を辞める以上のメリットをお前がくれて、尚且つ私がお前の事を好きになるならな!!!!!!)

という気持ちは当然あった。

ブスの癖に何様かもしれないけど

でなければ結婚というシステム自体があまりに非人道的だ。

その前提すらない相手とは付き合えない。

捨てられた時、何かがあった時、その時のために国家資格を取得させてくれた母に感謝している。

 

仕事をしていた方がマシな人生だったなんてなるくらいなら、このご時世なので即離婚だ。

 

女は慣れ親しんだ、愛している家族を捨てなければならず

性を捨て、戸籍を出され、愛する職すら奪われ、その収益以下でこき使われる予定の家庭に奴隷入りする。

それが結婚の正体だ。

 

「幸せね」

「おめでとう」

「私も結婚したい」

 

そんな言葉を聞くたびに薄ら笑ってしまう自分がいる。

嘘だろ??ってなる。

鼻で笑っちゃうわ、おへそでお茶が沸いちゃうわ。

 

そんな絶望の数々を「母親が安心する、次は兄弟の結婚事に専念できる」というメリットがぎりぎりいつも上回ってくれるから結婚できるだけだ。

 

 

幼馴染が

「養われたい欲はあるんだけど、自分の人生を他人に割きすぎるのは嫌なんだよね」

と。

マジ解る、マジそれな。

なんのメリットがあるんだろうな結婚ってな。

集団生物として個体を生むこと、くらいしかメリットないのでは。

経済協力パートナーって言うには、職を奪われるのだからメリットない気もするのだ。

 

 

 

 

*****

 

”自分たちは賢い”

そう自覚している人は一定数いる。

 

”自分たち以外にも賢い人たち、尊敬に値する人はいる”

そう理解している人もそりゃいる。

 

 

でも、誰しも尊敬に値するところがあると理解していながら。

目の前でしゃべっている人間にその理論をあてはめられない。

 

 

そんな一族だなという印象だった。

 

多角的に物事を捉えている

親切にふるまっている

 

人は自分がした素晴らしいことは強烈に印象に残り

他人からされた優しいことは印象に残らない生き物だ。

 

シングルマザーにどんだけ出費させるんだよ死ねって何回歯ぎしりしたかわからない。

コレはこちらが出すもの?

いや、今回はパターンが違うから。

 

…こっち家庭で結婚者でるの初めてなんで解らないですぅ(;^ω^)

パターンとは??何故説明しない??

どうでもいい安い場面ではお金を出し、ここぞという時にはお金がない、と。

家具買いに来たのにカード忘れてきたとかお前嘘やろ???ってなるわ。

 

*****

義母「今日署名って彼女に言った?」

相手「言ったよね???」

ワイ「??????(親戚の手前顔を立てておくか)そうでしたか?すみません、こちらが聞き取り不足だったようで。」

 

後に母から「ハンコ関係をあなたと私が聞き漏らすわけがない」と。

相手に電話で確認したら、皆の前で言ったつもりになっていた、と。

なら何故、断言できたのか。と聞けば。

 

過去は”断言しない主義”だったが、父からの教育で断言をするようになった。

後天性の断言が誤発射するときがあるという。

 

 

後天的に”断言する癖を身につけさせられた”として。

その断言によって被害を被る人間がいたのなら。

謝るのが筋では????⊂二二二( ^ω^)二⊃

 

過去は”断言しない主義”。

後天性の断言が誤発射。

 

薬剤師だったからか、確証性のないことを言うのなら責任をとれるようにしておけ、って思ってしまう。

ワイがおかしいんか???

 

間違っていたらごめんなさい、は常識では?

強い言葉を使うなら根拠を。

記憶があやふやなら、せめて断言は避けるなどした方がいいのでは???

 

これから先、大丈夫かなと思う所は多かったが

教育していくしかあるまい(´・ω・`)

 

圧倒的に知識が不足していたり、教養が足りていないのは私なので

教えてもらうことも多いとは思うけど。

 

*****

 

 

父親をあざけることは生涯なかった。

 

可愛い過去を弄ることはあれど、貶すなど。

 

 

一辺倒にそれを悪いとは思わない。

向こうにも向こうの事情があり、過去があり、彼の行いによって傷ついてきた過去があるんだろう。

ただ、耳が少し遠くなっている相手が

「だってそっちであーだこーだいうんだもん。」と言えば

「あーはいはい、そういう事にしておきましょうね」って。

 

患者さんに対応してきたこちらからすると高圧的で、尊厳を無視したような対応だった。

 

耄碌爺が何か言っている。

私たちはそれに振り回されている。

爺が言ったことは正当性がないからこちらで対応してあげる。

非難すると聞いていないふりをする、耳が遠いからとこの人は言い訳する。

 

…いや、どう見ても

老人性難聴→音は拾えても混雑環境下では意味を拾えず→解らないと言う

自然な流れ。

 

本来、病理として

難聴を患っている人間は、音が聞こえないと意味を邪推したり

周りからの「聞こえてる?」という確認を邪険にされていると考え

”怒り”に変換して出すことが普通なくらい。

 

それを怒りや怒鳴りに変換せず

「ああだこうだ言うんだもん、そっちでやって」

と理性的に返しているだけ尊敬に値する人だ。

 

少しのいじりならともかく。

二人がかりで一人を何度も非難するショーなんて、

関西のいじりからすればド三流未満だ。

 

 

相手がこちらの母を見る時の対応、返答も、

向こうの父に近いもの、扱いにくいもの、予測ができないものとして

低能だと決めつけられている感覚がする。

こんなに有能な人間滅多にいないのに。

 

だから、知識として「自分たちより有能な人はいくらでもいる」と解っていても

目の前の人間にそれが当てはまるだろうと推察することができていないと感じるのだ。

 

彼らは知識が豊富で、教養深く

多角的にものごと捉えられる。

 

だが、それを他人への情だとか

人間関係のよりよい構築へ向けることはなく

 

あくまでデータ収集に使われるだけのスキルなのかもしれないと推測した。

 

 

本当に誘導ばかり。

誘導に違反するのも余程のことでなければしないので、まあ、乗っている。

 

 

このシートが必要なんじゃないですか?

まあ!そんな必要性知らなかった!じゃあお任せしますね。

→こっちの負担

 

身一つで来てくれたらいいのよ!!

ホンマかいな…

パターンが違うから家具は払ってほしい

(ハンガー、エアコン、コンロ、カーテンは相手。こちらはそれ以外の全て)

シングルマザーにはきっついな…生きているのがもう嫌になる。本当に生きているのが嫌。

ごめんなさい、私が断れなかったから。

でも断らなかったから、安心できるんやんな、、たぶん、、

そう信じて私はいく。

 

 

まあ相手は本当に、

 

これで悪意があったら最悪なんだけど

いい意味でも悪い意味でも悪意をあまり感じない。

だから承諾した。

 

悪意を感じさせないようにふるまっているなら白旗降るわノシ

 

向こうの家族ぐるみの発言は解らないことも多いけど

 

お相手は賢いと感じた。

今まで他の男性と色々話してみて、感じていたストレスをあまり感じなかった。

私はアホだけど、アホに合わせて話してくれる感じの人だった。

 

もうどうでもいいやって思う中で希望ももてるのかなと信じたかった。

その中で最低限の幸せは確保してもらおうって。

 

*****

 

普通の家庭と言えば普通の家庭だった。

でも、家系は生易しいものではなかった。

いつか、軽い気持ちで言われた「家族の会に呼べる人たちがいい」という母の言葉が

ずっと残っていた。

残さないでって言われたけど、それを望んでいるのだろうし

それを叶えることで、やっと私は自分の人生を肯定出来る気もした。

 

受験とか、人生とか色々失敗してきて

それでもやっと兄弟の中で、いつも先だって失敗してきた私が

ようやく一つの成功を掴むんだ。

 

ならなんだって怖くない。

 

それどころか、薬剤師になるため・薬剤師になってから

”私の”世界の中で得難い友人、知人がたくさんできた。

高校の頃の親友たちもいてくれた。(高校のころの親友たちには申し訳なさのほうが募るばかりなのだけど)

 

罪滅ぼしでもいい、自己肯定でもいい、

進まないと話が先に進まない。

 

思う所はあれど、まだ些事。

莫大な借金が見つかりました、兄弟同士で骨肉の争いをしていました。

それよりはずっとマシ。

 

少しでも生き残れるように、頭痛と相談しながら色々やっていこうと思う。